製品構造を変えずに定格仕様の上限値を拡大!!
「端子台定格仕様の適用範囲拡大」のご案内
弊社標準端子台の適用規格としておりました「JIS C 2811 工業用端子台」が廃止となり、
JIS規格ガイドラインに従って、新たな適用規格を「JIS C 8201-7-1 銅導体用端子台」へ
移行することになりました。
新たな適用規格では、定格絶縁電圧、商用周波耐電圧、定格インパルス耐電圧、他の
適用範囲が拡大されていることから、標準端子台の定格仕様を下記「詳細一覧」の通り
改訂し、適用範囲を拡大させていただきました。
なお、本改訂に伴って規格に基づく評価試験を実施し、性能上の問題が無い事を確認
しております。
【対象製品】
制御系からパワー系まで幅広い端子台の仕様適用範囲を拡大(一部対象外)
●TU形 : セルフアップ式端子台
●TX形 : ねじアップ式端子台 (DINレール対応)
●TX-F形 : セルフアップ式端子台 (DINレール対応)
●TX-G形 : スタッド式端子台 (DINレール対応、高トルクでの締付可能)
●TQ形 : 配線脱落防止機能付き端子台 (DINレール対応)
【詳細一覧】 ※下記画面をクリックすると拡大致します。
【適用範囲拡大 その①:定格絶縁電圧】
AC/DC600V → AC/DC1000V(一部形式の最大値)
<適用規格JIS C 8201-7-1>
(例) TX-5.5 定格絶縁電圧 AC/DC600V (汚損度3)
定格絶縁電圧 AC/DC800V (汚損度2)
TX-100F 定格絶縁電圧 AC/DC600V (汚損度3)
定格絶縁電圧 AC/DC1000V (汚損度2)
【適用範囲拡大 その②:商用周波耐電圧】
AC2500V/1分間 → AC5000V/1分間(一部形式の最大値)
(例) TU-50 商用周波耐電圧 AC3000V/1分間
TX-100G 商用周波耐電圧 AC5000V/1分間
【適用範囲拡大 その③:定格インパルス耐電圧】
7.2kV → 12kV(一部形式の最大値)
(例) TQ-5.5 定格インパルス耐電圧 8kV
TX-325F 定格インパルス耐電圧 12kV
【適用範囲拡大 その④:周囲温度】
-25℃~+50℃ → -25℃~+60℃(対象形式全て対応)
≪従来品から構造変更なしで実現≫
対象製品の材料、構造、外形、工程、表示内容は変更せず
従来品を再評価しました。
その結果、性能上問題ないことを確認し、適用規格を移行しました。
適用規格:JIS C 2811 工業用端子台 → JIS C 8201-7-1 銅導体用端子台
従来通りのご使用方法でも拡大した範囲でのご使用方法でも
端子台取り付けに関する設計の見直しは不要です。
資料請求/お問合せ
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。